【仕事始めに役立つ!】フランスで学んだポジティブな考え

 

こんにちは、ねこうんこです(^_^)

新年明けましておめでとうございます。あっという間に2020年ですね。

日本では昨年元号が変わり新しい気持ちで新年を迎えた方も多いのではないのでしょうか。

今年も皆様にとって実りのある良い年になることを願っています。



さて、1月から気持ちを新たに仕事や勉強に取り組むためのヒントとして、私が働いているときにフランスで学んだ「これはいい!」と思ったポジティブな考えをご紹介したいと思います。

 

失敗しながら学べばいいよ!

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これは私が「ザ・ポジティブ」と呼ぶある女性と一緒に働いていた時に学んだものです。外国人としてフランスで働くために色々と大変な経験をしてきた彼女の口癖は「失敗しながら学べばいいよ!」でした。

 

当時フランスに来て一年目、ビザの手続きや雇用契約や働き方などすべてが慣れないこと、スムーズにいかない事ばかりだったので、この言葉にはいつも励まされました。

 

失敗しながら学ぶ、というのはごくごく当たり前のことかもしれません。新しい知識や技術を習得するためには失敗はつきものです。

 

でも、私は二十代の頃、日本でこの当たり前なことをやろうとするとなぜか否定的なことを言われたことがあります。

 

例えば、学生時代にフランス語を学び始めたころ、「とにかく書いて話して覚えないと上達しないだろう」と思い、文法や発音のミスを繰り返しながらフランス語で会話しようと失敗しまくっていたところ(笑)、ある学生に「・・・なんでそんなに頑張ってるの?(笑)」と言われました。

 

社会人になって興味がわきプログラミング言語を自宅で学び始めた時も、知り合いに「え、結局君って何がしたいの?明確な目的がなければその勉強は意味ないと思うよ(笑)」と鼻で笑われました。

多分、「目的がなければそれは失敗するからやっても無駄」と言いたかったんだろうと思います。

 

ちなみにこの二つは、当時は面白そう!というただそれだけの理由で始めましたが、今では二つとも仕事でフル活用しています!(笑)

 

あのとき「あ、頑張って失敗することは恥ずかしいことなんだ~」「明確な目的がなく始めたら失敗するから、やめておこう」と考えなくて本当に良かったと思います。

 

ちなみに沢山失敗して沢山学んでいけば、それを笑う人たちよりも応援してくれる人たちのほうが圧倒的に増えます!

 

自分だけでなく周りの人たちも「失敗しながら学ぶ」意識があるだけでいい効果が生まれるのではないでしょうか?

 

 

本当の「いい環境」で働こう!

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フランスでも、当たり前ですがすべての会社の労働環境が良いわけではなく(自殺する社員の多い会社も実際はあります)、また会社自体は悪くはないのにたまたま自分が携わっているプロジェクトや業務内容、あるいは上司や同僚があまり良くないこともあります。

 

ある長期プロジェクトに参加し、半年たってから「ここにいてはだめだ。給料が良くても、長くいたら自分の技術力もモチベーションも下がる」と思ってさっさと転職した人も実際に見ました。

 

逆に愚痴を言いながらも「正社員だから簡単には解雇されないし、面倒くさいし動きたくない」と言ってとどまっている人もいました。

(非常に親切でいい人ではあったのですが、話をしていてもあまり面白くなく、正直本心では「あまり関わりたくないな」と思い距離を置いていました・・)

 

ある同僚に、「自分にとって本当にいい環境で働くのが一番幸せだよ!」と言われたことがあります。「自分の良さや能力を十分に生かせる環境」が「自分にとってのいい環境」なのだということです。

 

そこで考えた私にとっての「いい環境」とは、

・自分のフランス語・英語力を生かして伸ばせる環境

・自分の知識・技術力を確実に伸ばせる環境

・チーム内でのコミュニケーションが円滑に行える環境

・メンバー間のいざこざのない・巻き込まれない環境

・社畜のいない、社畜を強制されない環境(特に残業など)

・子育てをする父親・母親の両方に理解があり十分に対応できる環境

ざっとこんな感じです。特に私にとっては1つ目と2つ目がかなり重要です。

 

自分にとっての「いい環境」は人によって違うと思います。

自分が本当に求めている環境はいったい何なのか、もしかしたらそのいいと思っていた環境が実は親や他人から刷り込まれたものではないか、一度見直してみるのもいいかもしれませんね。

 

疲れたと思ったらコーヒー休憩!

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仕事中、チームの誰かが必ず「コーヒーにしない?」と呼びかけてくれるので、

「あ、ちょうどいいから少し休もう」と頭を切り替えることができます。

 

ちょっと煮詰まってきたなーと思ったら軽くコーヒーブレイクを入れるのはどうでしょうか?

 

ちなみにコーヒーブレイクについては以前の記事に色々書いてます→

【フランスで働く】メリットだらけ!フランスの会社の「飲みニケーション」

 

困ったこと=課題→解決策を一緒に考えよう!

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日々、仕事でも勉強でも多かれ少なかれ困ったことは出てきます。

 

仕事で入りたてのとき、ある同僚からの「困ったことがあればいつでも言ってください。一緒に解決しましょう!」という力強い言葉をいただきました。

 

しかもそれは日本的な社交辞令ではなく(例: 実際に相談すると嫌がられたり面倒くさがられる)、実際そのとおりに一緒に解決方法を考えてくださったので、とても有難かったです。

逆に相手が困っているときに一緒に考えて違う見方を提案してみたりとWin-Winの関係も築くことができました。

 

この時に、例えば誰かに「今日起こった困ったことでとても疲れたからその愚痴だけを聞いて共感してほしい」だけでは、ぶっちゃけまたその同じ「困ったこと」を繰り返して愚痴りますよね・・

 

これもごく当たり前の事かもしれませんが、本当に実践すると同じストレスを繰り返す必要がなくなりすっきりするのでとても効果的です。

 

まとめ

 

私がフランスで学んだポジティブな考えをご紹介しました。

書いているうちに「あれっ、全部よくある当たり前の内容だ・・(笑)」と思ったのですが、積極的に実践している人を日本よりもフランスで多く見ることができたという違いは大きいです。

 

実際に実践している人たちは突然の変化に強いですし、積極的に行動している自信から生き生きとしています。

 

2020年を迎えて、新しいことに挑戦したい方は是非取り入れて実践してみてください(^_^)

 

ではまたー